2011-11-28 白鳥 アルファベットAtoZ 妹 冬が近づいて空気がしんとしてきたので宮沢賢治を読み直すことにしました。わたしが宮沢賢治を好きになったのは10歳。小学校4年生のとき、毎日のように読んでいたのをはっきりと覚えています。わたしの頭の中の重要なところは宮沢賢治によって作られているのです。きっと、そうなのです。宮沢賢治を読むと、両手をつかまれてぐるぐるぐるぐる回されて宇宙まで放り投げられる、そんな気分になります。10歳のときのどきどきをまだ感じられるってすごいことです。