ロボボロボロ


路傍の石」を読みながら歩いていたら
瓶に落ちたロボ
落ちながら
どうやら僕の石の話ではないことに
気付いた
いわゆる日本文学の名作と呼ばれるものは
ほとんど中学生までに読み尽くした
どれもこれも
最高に面白かった
通称「読書の虫」
勉強しているふりをして
隠れて山本周五郎を全館読破したり
調べものに行ったはずの図書館で
アルセーヌ・ルパン全集を大量に借りて来たり・・・
本と言う本は片っ端から読んで育って来た
唯一途中で諦めた本が
一冊だけある
それが
あの名作
夏目漱石
「我が輩は猫である」
いまだに再び手をつけてはいません
だって
退屈なんだもの