さよならの時間


さて、そろそろ帰る時間です。
ぼくのつくえから帰らなければいけません。
別れはいつも淋しいもの。
でも大丈夫、そのくにはずっとそこにあるのです。
いつでも行ける、ただしばらくのお別れ。

また来るね、と告げて飛び立ちます。
王様またね〜!とつくえの住人たち。
そうぼくはこのつくえの王様なのです。
がんばらねばなりません。

遠ざかるぼくのくに。


さてさて、「ぼくのつくえはぼくのくに」
これにておしまいです。
ありがとうございました!
本もぜひ読んでみてくださいね。