初恋、島崎藤村。
なぜだか好きです。
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき。。。
この日本語のうつくしさにドキドキしちゃうのです。
藤村の書く詩はとてもうつくしくて好きです。
小説も、きっと今はあまり読まれることもないんだろうけど、
好きです。
ちょっと重くて少し胸が苦しくなる。
でも人というのはああこういうものなんだと思える
藤村の不器用な人となりをすごく感じてしまう
そんな小説です。
過ちを犯したかもしれないけど、
不器用で、優しい人で、情愛が深くて、
普通の人なんだと、
小説を読むと感じることができるのです。